性病(STD)は自然治癒する病気ではありません。医師による性感染症(STD)診断、治療はお早めに。
HOME > 性感染症について > 性感染症よくある質問 > カンジダに関するご質問
カンジダは、真菌類(カビ)の一種で、真菌が増殖して起きた症状の事を、カンジタ症といいます。
元々カンジダ菌は、口腔内に存在するともいわれていますので、オーラルセックスでも感染する可能性は十分にあります。
Bコンドームを着用しての性行為であれば、カンジダに感染する可能性はかなり低くなりますが、100%とはいえません。
温泉やプールの水の中での感染の可能性は、かなりの確率で低いのですが、イスやタオルからの感染は十分に考えられますので、感染者との共有は避けられる様にしてください。
カンジダの患部を直接触った手で、弱い皮膚の部位を触った場合は、カンジダに感染する可能性は十分にございまし、他人の方に関しても同様の事がいえます。
元々人の体内にある菌といわれ女性に、多くみられますが、男性も感染します。
カンジダは男性は包茎の人がなる確率が多いと聞きましたが、本当ですか?
女性の方が放置された場合、痒みが強くなり、ひっかいて外陰炎を起し、赤くただれて痛みが酷くなる場合もあります。 男性の方が放置された場合、女性と同様に痒みを伴い、二次感染を起こし包皮から俳膿などの症状が出ます。
症状が軽ければ自然治癒する場合も考えられますが、酷くなると強い炎症を伴って治りにくくなりますが、病院で治療を受けられれば、完治します。 ただ、治療に時間がかかる場合もあるため、免疫力の低下を防ぐための健康的な生活を心がけて、通気性の悪い下着やきついガードル、ジーンズなどを避け、カンジダ菌の生息しにくい環境をつくる事も大切となります。
カンジダの潜伏期間としては、性行為などにより感染されても、様々な原因が発症のきっかけになるため、時期を特定する事が出来ません。
陰部などの痒みの症状は似ていますが、白い出来物はカンジダの特徴ではありません。そのため、他の感染症の可能性が高いので、お早めに病院に行かれて、受診される事をお勧めします。
カンジダの臭いに関しては、無臭で基本的に関係ありませんが、二次感染を起こす事によって、臭いを伴います。
男性、女性ともに不妊症の原因になる場合があります。特に女性の場合、妊娠期に感染していると、流産や早産の原因に。さらに、子供が感染して産まれた場合、肺炎や失明の原因になったり、死にいたることもあります。必ず妊婦検診を受けましょう。また、HIV(エイズウイルス)に感染する可能性が通常の3~5倍高くなると言われています。性感染症(STD)は放置していると、最悪の場合、死に至ることもある恐ろしい病気です。自分とパートナーのためにも、定期的に検査を受けるようにしましょう。